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実生レポートReport

実生レポート No.2

実生(みしょう)レポート No.2
 
 
第二回目の実生レポートは、三春町の貝山で椎茸(シイタケ)栽培を営まれている(有)M&A ふぁーむ・わたなべ 代表の渡辺宣夫さんです。
シイタケ栽培の工程は大きく分けて2種類あり、天然の木を用い木材腐朽菌のきのこを栽培する方法で、伐採し枯れた丸太に直接種菌を植え付ける「原木栽培」、そして、菌床(きんしょう)「オガクズなどの木質基材に米糠などの栄養源を混ぜた人工の培地」で栽培する「菌床栽培」があります。
渡辺さんの所では、菌床栽培にてシイタケをつくってます。菌床栽培は オガクズに栄養体を混ぜ合わせ、水でねって固めた写真のような状態のブロックを、屋内で管理しながら栽培するため、安定して生シイタケを出荷するのに適しています。
震災の時、渡辺さんの栽培されているビニールハウス群でも、菌床が重ねられている棚が崩れたり大きなダメージを負いました。さらに東京電力福島第一原発の事故にともない、大切な菌床へ規定値以上の放射性物質の付着も重なり、原発事故前の菌床は全部廃棄して、新たに埼玉県からオガクズを取り寄せ、菌床を作っています。
事故後、新規一転、新しい菌床を作られシイタケ栽培に着手されてますが、さらに「風評被害」という部分でシイタケの値も通常の3分の2まで落ち込みました。
渡辺さんは、 シイタケを含む「きのこ全体」が、福島県内だけでなく、日本全国で消費が冷え込んでいることを心配しておりました。
主に全農(JA)を通して販売されていますが、オガクズが販売される段階から渡辺さんのシイタケは、お客様(消費者)へ届くまで、10回近くの放射能測定検査がありますので、安全安心なシイタケになっています。
JAの検査体制は、お話を伺っている私でさえ、かなり厳しいと感じました。
ここまで検査すると、かえって一番安全なんじゃないかと思えるくらいであり、当然20ベクレル/kg(検出限界値)未満のものしか流通していないので、安心して食べてもらえます。
渡辺さんは「お客様に安全・安心なシイタケを食べてもらいたい」の一心で毎日美味しい椎茸を栽培されております。
シイタケは、風邪・アレルギー・高血圧・糖尿病・肥満予防など多くの効能があり、調理方法も様々です。 ぜひ食卓にシイタケを使った料理を作ってみてはいかがでしょうか?
 
 
 
(有)M&A ふぁーむ・わたなべ
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